メルカリ・PayPayフリマ・ラクマは3大フリマアプリと呼ばれ、利用している方が多く、商品が売れ易いプラットフォームとなっています。
中でもメルカリが一番商品が売れやすいのは何となくは分かるけど他の2つのフリマアプリと比べ、どれくらい売れやすいか知っていますか?
ここでは3大フリマサイトの売れ易さを具体的に数字で表して比較します。
現在フリマアプリを利用している方はもちろん、これからフリマアプリの利用を考えている方に参考になれば嬉しいです。
- メルカリ・PayPayフリマ・ラクマの特徴
- メルカリ・PayPayフリマ・ラクマ出品時の売れ易
今回検証した方法ですが、3大フリマアプリへ50個の商品を同時に出品し、それぞれいくつ売れたかを比較しています。
また、各フリマアプリの手数料と配送料を差し引いた金額も比較します。
各フリマアプリの特徴から、どのような方におすすめかも提言していきますよ。
※各商品を3個以上用意して無在庫販売とならないように注意して出品しました。
1.各フリマアプリの特徴
メルカリ・PayPayフリマ・ラクマそれぞれの
特徴は以下のようになります。
メルカリ | PayPayフリマ | ラクマ | |
販売手数料 | 10% | 5% | 6%+販売手数料に10%の消費税 ※6.6%に相当 |
送料 ※代表でネコポスとゆうパケットで比較 | ネコポス:210円 ゆうパケット:230円 | ネコポス:170円 ゆうパケット:175円 | ネコポス:200円 ゆうパケット:175円 |
銀行振込手数料 | 200円 | 100円 ※PayPay銀行口座への振込は無料 | 210円 ※楽天銀行口座への振込は1万円から無料 |
スマートフォン決済 | 可能 メルペイ | 可能 PayPay | 可能 楽天ペイ |
販売手数料
メルカリ>ラクマ>PayPayフリマ
出品した商品が売れた場合、販売手数料が発生します。
売上の額に関係なく、各フリマアプリで設定された割合だけ、手数料として差し引かれます。
ラクマは販売手数料6%に消費税10%がかかるので少しややこしいですが、6.6%の手数料が取られると覚えておきましょう。
送料
ネコポス:メルカリ>ラクマ>PayPayフリマ
ゆうパケット:メルカリ>ラクマ=PayPayフリマ
商品が購入された後、商品を発送する際に送料が掛かります。
発送方法は各社多数ありすが、利用する事が多そうな「ネコポス」と「ゆうパケット」で比較しました。
この2つの発送方法だとメルカリが送料は高めに設定されています。
その他の発送方法である宅急便やゆうパックで比べてみても、メルカリの送料は高めに設定されていました。
楽天グループと日本郵政グループは業務提携しているためか、ラクマでは日本郵便関係の送料は低めに設定されいます。
PayPayフリマはネコポスの送料が170円とかなり低く設定されています。
商品梱包サイズがネコポスサイズに収まるのであれば、PayPayフリマを積極的に利用したいですね。
銀行振込手数料
ラクマ>メルカリ>PayPayフリマ
売上金を銀行口座へ振り込む場合は、毎回振込手数料が発生します。
売上金はなるべくまとめて振り込む方が手数料を抑える事が出来ます。
ラクマは振込手数料が最も高いですが、楽天銀行へ10,000円以上振り込む場合は手数料が無料となります。
PayPayフリマも同様に、PayPay銀行へ振り込む場合は手数料が無料になります。
手数料が無料になるのは嬉しいですね。
振込手数料を抑える為に、ある程度の売上金をまとめて振り込む事をおすすめします。
スマートフォン決済
売上金をスマートフォン決済に利用可能か見てみましょう。
3社とも、スマートフォン決済に対応しています。
銀行への振込手数料をかけたくない方は、スマートフォン決済に売上金を使用しましょう。
メルカリはメルペイ、PayPayフリマはPayPay、ラクマは楽天ペイとして利用できます
特徴まとめ
メルカリは手数料、送料が高めに設定されているので、PayPayフリマとラクマでガンガン販売していきたいところです。
メルカリ・PayPayフリマ・ラクマの販売実績について見ていきましょう。
2.各フリマアプリの販売実績
3つのフリマアプリの販売実績を紹介します。
3つのフリマアプリへ無在庫とならないよう注意して同時に出品し、期間内に販売した数を比率で比較しています。
期間は2022年6月5日〜2022年7月2日の販売実績で、販売数は67個でした。
メルカリ強し
円グラフを見て一目瞭然ですが、メルカリで7割以上売れました。
販売実績をもっと上げてデータを増やせば状況は多少変わりそうですが、それでもPayPayフリマやラクマがメルカリよりも売れる結果にはならないでしょう。
2022年7月段階ではメルカリが最も売れるフリマアプリと言えそうです。
手数料や送料は高いですが、フリマアプリで商品を販売するなら、メルカリでの販売は必須と言えるでしょう。
3.出品するならメルカリ+PayPayフリマorラクマ
メルカリ・PayPayフリマ・ラクマ全てに出品するのが一番販売数を伸ばしやすい事に間違いはありません。
しかし、3つのフリマアプリ全てに出品作業をしてその後の商品チェックや価格などメンテナンスをしていくのは慣れていても面倒な作業です。
メルカリは必須として、プラスPayPayフリマ、もしくはラクマに出品する事をおすすめします。
私の意見としては、手数料が低く、販売数もそれなりに伸ばせそうなPayPayフリマに出品することをおすすめします。
楽天もPayPayもそれぞれ銀行、キャッシュレス決済などのサービスを提供しているので、あなたの生活スタイルに合わせて、どのフリマアプリに出品するか選択しましょう。
4.まとめ
手数料と送料の面から見ると、PayPayフリマメインで販売していきたいところですが、メルカリが圧倒的に売れやすいので、メルカリでの販売を軸にした方が良いでしょう。
既にフリマアプリを利用している方、これからフリマアプリを利用しようとしている方の参考になればとても嬉しいです。
ありがとうございました!